ねじ‐きり【捩ぢ切り/捻ぢ切り】
奴(やっこ)などが、短い上着を着て、尻端折(しりばしょ)りをすること。「いづれも一対の—奴にて、梅の花鎗をもち」〈伎・暫〉
ねじ‐くび【捩ぢ首/捻ぢ首】
首をねじって殺すこと。また、その首。「上なる道口をかいつかんで、—にせんと振り返りて見ける処を」〈太平記・二九〉
ねちみゃく
《「ねぢみゃく」とも》言語・動作・性格などが、ぐずぐずして思い切りの悪いこと。くどくて、さっぱりしないこと。「ねばうかたう—するは鬼も笑はん」〈浮・今様廿四孝〉
ねじ‐よ・る【捩ぢ寄る/捻ぢ寄る】
[動ラ四]じわじわとそばに寄る。にじり寄る。「花の本(もと)には—・り、立ち寄り」〈徒然・一三七〉