のし‐あが・る【伸し上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 他をおさえて地位などが急に上がる。「一躍スターダムに—・る」 2 横柄な態度で上へあがる。「布団に—・り、やあ誰ぞ寝たやら暖かな」〈浄・万年草〉 3 つけあがる。「—・った...
のし‐あ・げる【伸し上げる】
[動ガ下一][文]のしあ・ぐ[ガ下二] 1 高い地位などにのぼらせる。「身代を—・げる」 2 のびあがらせる。「恵比寿様の冠みたいな頭を—・げて」〈中勘助・銀の匙〉
のし‐ある・く【伸し歩く】
[動カ五(四)]威張ったようすで歩く。「親分風を吹かせて—・く」
のし‐あわび【熨斗鮑】
アワビの肉を薄くはぎ、長く伸ばして干したもの。古くは儀式用の肴(さかな)に用い、のち祝儀の贈り物に添える風習になった。のし。→熨斗