は‐だい【歯代】
《「歯」は車輪のふち》人力車などの借り賃。車代。「心細げなる一輛の車あり、—の安さ顕われて」〈一葉・別れ霜〉
は‐だい【破題】
漢詩文などで、初めからすぐにその題意を述べること。また、その部分。
はだ‐いろ【肌色/膚色】
1 肌の色。肌の色つや。 2 黄色人種の肌に似た色。やや赤みを帯びた淡黄色。 3 器物・刀剣などの地肌の色。 [補説]2について、以前はクレヨンなど画材の色名として使われた。現在では人種問題への...
はだいろのつき【肌色の月】
久生十蘭の小説。昭和32年(1957)、雑誌「婦人公論」4月号から8月号に掲載された遺作。最終部は十蘭の生前の構想をもとに夫人の幸子が補完して完成させた。