ビスマス【bismuth】
窒素族元素の一。単体は赤みを帯びた銀白色のもろい金属。電気・熱の伝導性は小さい。塩酸・硝酸に溶ける。融点が低いので易融合金に用いる。元素記号Bi 原子番号83。原子量209.0。蒼鉛(そうえん)。
ビスマス‐ざい【ビスマス剤】
医療用のビスマス化合物。次硝酸ビスマス、次炭酸ビスマスなどがあり、かつて梅毒、胃潰瘍、下痢の治療に用いられたが、現在はほとんど使用されない。
ビスマルク【Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck】
[1815〜1898]ドイツの政治家。プロイセン首相として軍備増強を強行、普墺(ふおう)・普仏(ふふつ)両戦争を勝利に導き、1871年、ドイツ統一を達成、帝国初代宰相となる。保護関税政策をとって...
ビスマルク‐しょとう【ビスマルク諸島】
《Bismarck Archipelago》⇒ビスマーク諸島
ビスマーク【Bismarck】
米国ノースダコタ州中南部の都市。同州の州都。ミズーリ川に面し、河港をもつ。ドイツ資本を導入して鉄道が建設され、小麦や畜産物の集散地として発展。名称はドイツ宰相ビスマルクに由来する。ビズマーク。