ピペット【pipette】
一定体積の液体や気体を、取り出したり加えたりするためのガラス製の化学実験器具。ふつう棒状で先端が細く、中央部がふくらんでおり、試料を吸い上げる。
ピペット‐チップ【pipette tip】
ピペットの先端に取り付けられる管。試料となる液体がピペット本体に触れないため、洗浄を必要とせず、汚染の危険性が低くなる。容量や用途、試料の性質によってさまざまに使い分けられる。チップ。
ピペ‐ど
《「ピペド」と書くことが多い。「ピペ」はマイクロピペット、「ド」は奴隷から》大学の分子生物学などの研究室で、大学院生やポストドクターが、就職の見通しが立たないまま、毎日長時間マイクロピペットを握...
ピペリジン【piperidine】
複素環式化合物の一。特異な刺激臭をもつ液体。強い塩基性を示す。コショウの辛み成分ピペリンを加水分解して得られる。医薬品の原料として用いられる。
ピペリン【piperine】
コショウの実に含まれる辛み成分の一。ピリジンまたはピペリジンを誘導体とするアルカロイドに分類される。水に不溶、アルコールに可溶。健胃剤として利用される。化学式C17H19NO3