ふゆ‐の【冬野】
荒涼として、物寂しい冬枯れの野。《季 冬》「土までも枯れてかなしき—かな/几董」
ふゆのかたみに【冬のかたみに】
立原正秋の自伝的長編小説。昭和48年(1973)から昭和50年(1975)にかけて「新潮」誌に断続的に発表。単行本は昭和50年(1975)刊行。
ふゆ‐の‐きゅうでん【冬の宮殿】
《Zimniy dvorets/Зимний дворец》⇒冬宮(とうきゅう)
ふゆ‐の‐じだい【冬の時代】
文化や産業などが低迷している状態。特に、一度隆盛をみたものが衰え、低調になるさま。「業界に—が訪れる」
ふゆのたび【冬の旅】
《原題、(ドイツ)Winterreise》シューベルトの歌曲集。1827年の作。W=ミュラーの詩に基づく。24曲からなり、第5曲の「菩提樹」は特に有名。本作と「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」は...