ふり‐わけ【振(り)分け】
1 振り分けること。また、そのもの。「男の子が四人、女の子が五人、宜い塩梅に—になってる」〈福沢・福翁自伝〉 2 二つの荷物を紐(ひも)で結び、肩の前後に分けて担ぐこと。「荷を—にして肩にかける...
ふりわけ‐がみ【振(り)分け髪】
8歳ごろまでの男女の髪形の一。髪を左右に分けて垂らし、肩のあたりの長さに切りそろえたもの。はなちがみ。 [補説]書名別項。→振分髪
ふりわけがみ【振分髪】
江戸後期の歌学書。1巻。小沢蘆庵著。寛政8年(1796)刊。作歌入門書。詞のはたらきや「てにをは」を実例を挙げて説く。
ふりわけ‐にもつ【振(り)分け荷物】
振り分けにして肩にかけた荷物。
ふり‐わ・ける【振(り)分ける】
[動カ下一][文]ふりわ・く[カ下二] 1 全体を二つに分ける。両分する。「生徒を文科と理科に—・ける」 2 分けて与える。配分する。「利益をそれぞれに—・ける」