ほし‐あい【星合ひ】
陰暦7月7日の夜、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星が会うこと。《季 秋》「—や暁になる高灯籠」〈五元集〉
ほしあい‐の‐そら【星合ひの空】
たなばたの夜の空。「秋の初風吹きぬれば、—をながめつつ」〈平家・一〉
ほし‐あ・う【干し敢ふ/乾し敢ふ】
[動ハ下二]すっかり乾かす。「いみじう悲しきに、人々涙をえ—・へず」〈紫式部日記〉
ほし‐あかり【星明(か)り】
星の光によるほのかな明るさ。「—を頼りに夜道を行く」
ほし‐あ・げる【干(し)上げる/乾し上げる】
[動ガ下一][文]ほしあ・ぐ[ガ下二] 1 乾かして水分をすっかりなくす。「天日で—・げる」 2 食物や生活費を与えずに飢えさせる。「国の女房や子供を—・げて置いて」〈鴎外・雁〉 3 飲みつくす...