ぼろ【梵論/暮露】
半僧半俗の物乞いの一種。鎌倉末期に発生。室町時代には尺八を吹いて物を乞う薦僧(こもそう)が現れ、のちの虚無僧(こむそう)はこの流れという。梵論字(ぼろんじ)。梵論梵論(ぼろぼろ)。
ぼろ【襤褸】
《擬態語「ぼろぼろ」から出た語》 1 使い古しの布。ぼろきれ。「—で靴を磨く」 2 着古して破れた衣服。また、つぎだらけの衣服。「—を着る」 3 隠していた都合の悪い点。また、失敗。「—を隠す」...
ぼろ
[接頭]《形容詞「ぼろい」の語幹から》動詞の連用形から変化した名詞に付いて、程度のはなはだしい意を表す。「—儲(もう)け」「—負け」
ぼろ‐あい【襤褸藍】
染料の一。藍染めの古い布を苛性(かせい)ソーダなどを加えて煮沸し、還元してとった藍。
ぼろ・い
[形] 1 元手や労力にくらべて、利益がはなはだ多い。楽で、もうけが多い。「—・い商売」 2 《「ぼろ(襤褸)」の形容詞化》古くなって傷んでいる。ぼろっちい。「—・い車」 [派生]ぼろさ[名]
ぼろ【×襤×褸】
I〔ぼろ切れ〕a rag;〔ぼろの着物〕ragsぼろをまとった男a man (dressed) in ragsこのオーバーも着古してぼろになったThis overcoat has been wo...
ぼろい
ぼろいもうけをする《口》 make big money/《口》 make a killingぼろい仕事a lucrative job/a bonanza business/《口》 「a big-...
ぼろきれ【×襤×褸切れ】
I〔使い古した布〕a ragII〔無用の物〕彼はぼろきれのように私を捨てたHe tossed me aside as though I were 「a worn-out rag [an old ...
ぼろくそ【×襤×褸×糞】
彼は君のことをぼろくそに言った《口》 He really ran you down.彼はその作品をぼろくそにけなしたHe spoke of the work in the most dispar...
ぼろっ
⇒ぽろり(と)1