まつ‐が‐え【松が枝】
松の木の枝。「—の地(つち)に着くまで降る雪を見ずてや妹(いも)が隠(こも)り居るらむ」〈万・四四三九〉
まつがえちょうサーガ【松ヶ枝町サーガ】
芦原すなおの連作短編小説。平成4年(1992)から平成5年(1993)にかけて「オール読物」誌に連載。四国の海辺の架空の町を舞台に昭和30年代の少年の日常を人情味豊かに描く。平成7年(1995)...
まつ‐がえり【松反り】
[枕]「しひ」にかかる。かかり方未詳。「—しひてあれやは三栗の中上り来ぬ麻呂(まろ)といふ奴(やっこ)」〈万・一七八三〉
まつ‐がく【末学】
1 重要でない枝葉末節の学問。 2 未熟な学問。また、未熟な学者。後進の学者。 3 学者が自分をへりくだっていう語。
まつがさき【松ヶ崎】
京都市左京区の地名。高野川の西に位置する。[歌枕]「千歳ふる—には群れゐつつ田鶴(たづ)さへあそぶ心あるらし」〈拾遺・神楽歌〉