み‐くに【御国】
1 国の敬称。「神の—へ召される」 2 日本国。おくに。「—のためにがんばる」
みくに‐あらそい【御国争ひ】
皇位を争うこと。「主上、上皇の—に、夜うちなんどしかるべからず」〈保元・上〉
みくに‐かいどう【三国街道】
関東と越後を結ぶ江戸時代からの街道。ほぼ現在の国道17号にあたる。中山道の群馬県高崎から分かれ、三国峠を越えて長岡に至る。
みくに‐ことば【御国言葉/御国詞】
日本語。漢語に対する、やまとことば。
みくにことばかつようしょう【御国詞活用抄】
江戸中期の文法書。1巻。本居宣長著。天明2年(1782)ごろ成立。動詞・形容詞など活用語の語尾変化の型を五十音順に配列。語例が豊富で、のちの活用研究に資するところ大であった。