むぎ【麦】
イネ科のオオムギ・コムギ・ライムギ・エンバクなどの総称。秋に芽が出て冬を越し、夏に開花、結実する。古くから栽培され、食用・飼料として広く利用される。《季 夏》「行く駒の—に慰むやどりかな/芭蕉」
む‐ぎ【無愧】
[名・形動]《仏教では「むき」とも》悪事を働いても恥じないこと。また、その人や、そのさま。「—な卑屈な侮らるべき下劣な情念を」〈嘉村・崖の下〉
むぎ‐あき【麦秋】
「麦秋(ばくしゅう)」を訓読みにした語。《季 夏》「—や狐(きつね)ののかぬ小百姓/蕪村」
むぎ‐あと【麦跡】
麦を刈り取ったあとの畑。また、刈り取ったあとに残った麦の株。
むぎ‐いい【麦飯】
「むぎめし」に同じ。