やま‐び【山辺】
「やまべ(山辺)」に同じ。「霞居る富士の—に我が来なばいづち向きてか妹が嘆かむ」〈万・三三五七〉
やまびこ
東北新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。昭和57年(1982)運行開始。多くが宇都宮・那須塩原などを経由して東京・盛岡駅間を結ぶ。山形新幹線「つばさ」を連結する編成もある。
やま‐びこ【山彦】
1 山の谷などで起こる声や音の反響。もと、山の神が声音をまねるのだと信じられていた。こだま。 2 山の神。山霊。
やまびこがっこう【山びこ学校】
生活記録文集。無着成恭(むちゃくせいきょう)編。昭和26年(1951)刊。山形県山元村の中学生の詩・作文・日記などを収めたもの。戦後の「生活綴り方運動」復活の契機となった。
やま‐びと【山人】
1 山に住む人。山で働く人。きこりや炭焼きなど。 2 仙人。神仙。「—にもの聞こえむといふ人あり」〈堤・花桜をる少将〉