ら‐もう【羅網】
1 鳥を捕らえるあみ。 2 浄土や天界にあるとされる、宝珠を連ねた網。また、仏殿や仏像を飾る荘厳具。
羅網(らもう)の鳥(とり)は高(たか)く飛(と)ばざるを恨(うら)み呑鉤(どんこう)の魚(うお)は飢(う)えを忍(しの)ばざるを嘆(なげ)く
かすみ網にかかった鳥は、なぜもっと高く飛ばなかったかと後悔し、釣り針にかかった魚はなぜ空腹をがまんしなかったかと悔やむ。後悔は先に立たないことのたとえ。
ら‐もん【羅文/羅紋】
1 うすぎぬの綾模様。 2 ⇒羅門(らもん)
ら‐もん【羅門】
格子の一。立蔀(たてじとみ)・透垣(すいがい)などの上部に、木や竹で2本ずつ交差した模様を作り出したもの。羅文。らんもん。
ラモン‐クレーター【Ramon Crater】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある広大な窪地。ベールシェバの南約85キロメートルに位置する。幅10キロメートル、長さ40キロメートルにわたって深さ500メートル近い谷が広がる。クレーターとよばれる...
エグモント【Lamoral Egmont】
[1522〜1568]オランダ、フランドルの軍人・政治家。フランドルのアルトア州総督。スペインのフェリペ2世の絶対主義政策に反対して、ネーデルラントの独立をはかったが、反逆者として処刑された。...
バリェ‐インクラン【Ramón María del Valle-Inclán】
[1866〜1936]スペインの小説家・詩人・劇作家。九八年代作家の一人。モデルニスモの詩人として出発し、のちに民衆的・叙事詩的文学を目指した。戯曲「野蛮喜劇」、四部作の長編散文詩「ソナタ」など。
マグサイサイ【Ramón Magsaysay】
[1907〜1957]フィリピンの政治家。第二次大戦中、抗日ゲリラを指導。戦後、国防相となり、1953年からは大統領。
ラモー【Jean-Philippe Rameau】
[1683〜1764]フランスの作曲家・音楽理論家。フランスの宮廷オペラを発展させ、また、「和声論」などを著して近代和声学の基礎を築いた。作品に「クラブサン曲集」など。