ろく‐さい【六斎】
1 「六斎日」の略。 2 「六斎念仏」の略。《季 秋》 3 1か月のうち、日を6回定めておき、定期的に事を行うこと。また、その日。「一月(いちげつ)に—づつ、是より外はと誓文のうへ、魚鳥も食ひ」...
ろく‐さい【鹿砦/鹿柴/鹿寨】
敵の侵入を防ぐため、先のとがった竹や枝のある木などを鹿(しか)の角(つの)の形に立て並べた垣。さかもぎ。
ろくさい‐いち【六斎市】
中世から近世にかけて、1か月に6回開かれた定期市。月に3回の三斎市が発展したもの。
ろくさい‐にち【六斎日】
仏語。特に身を慎み持戒清浄であるべき日とされた6日。毎月の8日・14日・15日・23日・29日・30日をいう。在家では、この日に八斎戒を守る。六施日。
ろくさい‐ねんぶつ【六斎念仏】
念仏踊りの一種。太鼓・鉦(かね)を打って念仏を唱えるもの。もと、六斎日に修した踊り念仏に由来するという。現在は京都を中心に、多く盆または地蔵盆に行われる。《季 秋》