さん‐ご【三五】
1 《3と5の積が15となるところから》 ㋐15歳。「名はお駒とて少し跳ねたる—の少女(おとめ)は」〈蘆花・不如帰〉 ㋑「三五夜(さんごや)」に同じ。「—の夕べ」 ㋒《揚げ代が15匁だったところ...
三五(さんご)の十八(じゅうはち)
《3と5の積は15であるのを、18と誤る意から》計算や見込みを誤ること。「若き人には—、ばらりと違ふ事数々なり」〈浮・胸算用・一〉
さんご‐の‐つき【三五の月】
三五夜(さんごや)の月。中秋の名月。
さんご‐ばん【三五判】
書物で、横3寸(約91ミリ)、縦5寸(約152ミリ)の大きさのもの。
さんご‐や【三五夜】
陰暦15日の夜。特に、陰暦8月15日、中秋の名月の夜。《季 秋》