じょう‐だい【上代】
1 おおむかし。古代。上古。 2 日本史、特に文学史での時代区分の一。主として奈良時代をさす。 3 流通業界で、商品の小売価格のこと。→下代(げだい)
じょうだい‐かよう【上代歌謡】
古事記・日本書紀・風土記など、上代の文献に収められている歌謡。なお、万葉集にも歌謡的性格の歌は多い。
じょうだい‐ご【上代語】
上代の言語、また、単語。国語史では、文献的に資料の得られる6世紀末から奈良時代までのそれをいう。
じょうだい‐ぞめ【上代染(め)】
赤・青などいろいろに塗った京都東山の高台寺の格天井(ごうてんじょう)の図柄を模した色染め模様。太閤染め。高台寺染め。高台染め。
じょうだい‐とくしゅかなづかい【上代特殊仮名遣い】
奈良時代およびそれ以前の万葉仮名文献において、エキケコソトノヒヘミメヨロ(古事記ではモも)およびその濁音の合計20(あるいは21)の音節の万葉仮名による表記に、2類の使い分けがあること。このうち...