アポクリン‐せん【アポクリン腺】
《apocrine》汗腺(かんせん)の一。わきの下、乳首、下腹部、肛門の周囲などにあり、思春期以後に発達する。分泌物は体臭のもとになる。
いくじ‐のう【育児嚢】
カンガルーなどの有袋(ゆうたい)類の雌の下腹部にある育児のための袋。単孔類のハリモグラの雌や、魚類のタツノオトシゴの雄などにもみられる。育嚢。
いどうせい‐もうちょう【移動性盲腸】
盲腸がしっかり固定されておらず、腹腔内で上下左右に動く状態。右下腹部に鈍痛や膨満感がある。
かい‐せん【疥癬】
疥癬虫(ヒゼンダニ)の寄生によって起こる伝染性の皮膚病。下腹部・わきの下・内またなどに散発する赤い丘疹(きゅうしん)、指の間に多発する小水疱(しょうすいほう)・水膿疱(すいのうほう)と線状の皮疹...
かいもう‐ぶ【回盲部】
小腸から大腸への移行部。回腸終末部・盲腸・虫垂がある。右下腹部にあたり、腫瘤(しゅりゅう)が発生しやすい。