よ‐に【世に】
[副] 1 程度のはなはだしいさま。たいそう。非常に。「僧は最(い)と懇ろに道を教うれば、横笛—嬉しく思い」〈樗牛・滝口入道〉 2 (あとに打消しの語を伴って)決して。断じて。「汝達等が賢き思ひ...
世(よ)に合(あ)・う
時勢にうまく乗って栄える。世に用いられる。時めく。「—・わない不遇な一生」
世(よ)に在(あ)・り
1 この世に生きている。生存している。また、この世に生き長らえる。「—・るまじき心地のしければ」〈竹取〉 2 世間に認められる。「—・る僧どもの」〈宇治拾遺・一五〉
世(よ)に入(い)れ◦られる
世の人々から受け入れられる。世間から認められる。「新学説が—◦られる」
世(よ)に聞(き)こ・える
世間の評判になる。「—・えた作家」
よにも【世にも】
それは世にもまれな事件だIt is indeed a rare incident./That kind of incident is extremely rare.世にも哀れな声で語ったShe ...
よにあう【世に合う】
彼は世に合うことなく失意のうちに死んだHe didn't fit in with the taste of the times, and died in obscurity.
よにいれられる【世に入れられる】
be properly recognized [appreciated] by the world
よにしょする【世に処する】
adapt oneself to the times
よにそむく【世に背く】
turn one's back on the world;〔隠遁する〕retire from public life;〔出家する〕renounce the world (and become a...