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辞書
ら‐り【乱離/羅利】
[名・形動]《「らんり」の音変化か。近世語》「乱離骨灰(らりこっぱい)」に同じ。「頼政のむほん茶の木を—にされ」〈柳多留・四〉
らり‐こっぱい【乱離骨灰/羅利粉灰】
[名・形動]さんざんなありさまになること。また、そのさま。めちゃめちゃ。「敵の大将が…どうと落ちて—になったのと」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
らん‐り【乱離】
国が乱れて人々が離散すること。「戦国—の世」
らりこっぱい【乱離骨灰】
ばらばらに離れ散ること。めちゃめちゃになった様子。さんざん。▽「らりこはい」とも読む。「乱離」は「羅利」とも書き、「骨灰」は「粉灰」「骨敗」「忽敗」とも書く。
らんりかくさん【乱離拡散】
世の中が戦乱などの動乱状態に陥って、人々が離れ離れになってしまうこと。また、世の中が荒廃して、めちゃめちゃになった状態。▽「乱離」は「らり」とも読む。