おうよう‐じんるいがく【応用人類学】
形質人類学や文化人類学の成果を実用的に利用する応用科学。開発途上国への経済援助に文化人類学の知識が利用されるなど。
けいざい‐じんるいがく【経済人類学】
非市場社会の贈与交換・市場交換・再分配などの経済現象を研究する学問。
しゃかい‐じんるいがく【社会人類学】
人類学の一分野。人類の文化的・社会的起源およびその発展を実証的に研究する学問。しばしば異なる社会との比較研究の形をとる。文化人類学ともいう。
じんるい‐がく【人類学】
人間の生物的側面と文化的所産とを研究する学問。生物としての人間を扱う形質人類学と、人間が築き上げてきた文化を課題とする文化人類学とに二分される。初めは前者を意味したが、19世紀半ばごろから後者が発達。
ぶんか‐じんるいがく【文化人類学】
人類の社会・文化の側面を研究する学問。生活様式・言語・習慣・ものの考え方などを比較研究し、人類共通の法則性を見い出そうとするもの。