あく‐さく【齷齪/偓促】
[副](スル)「あくせく(齷齪)」に同じ。「蓋(けだ)し彼れ本より—斗筲(とそう)の才にして」〈東海散士・佳人之奇遇〉
あく‐せく【齷齪/偓促】
[副](スル)《「あくさく」の音変化》細かいことを気にして、落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかするさま。「—(と)働く」「つまらないことに—する」
い‐ざいそく【居催促】
《「いさいそく」とも》座りこんで催促すること。「方々から借金取が来て、新吉に新吉にと—でもされちゃア」〈円朝・真景累ヶ淵〉
きょく‐そく【局促/局趣】
[名](スル)かがまること。小さくちぢこまること。 [ト・タル][文][形動タリ]度量のきわめて小さいさま。「あたかもわが—たるをあざけるに似たり」〈藤村・春〉
さい‐そく【催促】
[名](スル)物事を早くするようにうながすこと。督促。「矢の—」「返事を—する」