えん‐や【塩冶】
海水を煮て塩をつくることと、鉱山を掘って冶金(やきん)をすること。
えん‐や【艶冶】
[名・形動]なまめいて美しいこと。また、そのさま。「観世音や弥勒菩薩の—な尊容に」〈谷崎・二人の稚児〉
かじ【鍛冶】
《「かねう(金打)ち」から「かぬち」「かんぢ」「かぢ」と変化した語》鉄などの金属を熱して打ち鍛え、種々の器物をつくること。また、その職人。「刀(かたな)—」
かたな‐かじ【刀鍛冶】
刀を鍛えて作る職人。刀匠。刀工。
かぬち【鍛冶】
《「かなう(金打)ち」の音変化》金属を打ち鍛えること。また、その人。かじ。「倭(やまと)の—天津真浦(あまつまうら)をして、まかごの鏃(やさき)を造らしめ」〈綏靖紀〉