あお‐む・く【仰向く】
[動カ五(四)]天を仰ぐように、顔や物の前面が上を向く。あおのく。「—・くと空に虹が架かっていた」⇔俯(うつむ)く。 [動カ下二]「あおむける」の文語形。
いちじゅう‐ぎり【一重切り】
筒形の竹の花入れの一。前面に花を生ける窓一つを切ったもの。
うしろばり‐の‐おおくち【後張の大口】
大口袴(おおくちばかま)の一。前面を精好(せいごう)織り、後面をさらに横糸を太くした大(おお)精好で仕立てて、後ろ腰を張らせて着用する。風流(ふりゅう)のときは直垂(ひたたれ)の袴を省略すること...
うつ‐ぶ・す【俯す】
[動サ五(四)] 1 顔やからだの前面を下に向けて伏すか倒れるかする。「ベッドに—・す」 2 下を向く。うつむく。「伏し目になりて—・したるに」〈源・若紫〉 [動サ下二]「うつぶせる」の文語形。
うわ‐まぶた【上瞼/上目蓋】
眼球の前面を上から覆うまぶた。上眼瞼(じょうがんけん)。
押し立てる
I1〔勢いよく立てる〕raise; set up旗を先頭に押し立てて進んだWe marched with flags 「held up [held high] at the front.2〔強く...
押し出す
I1〔押して出す〕push [press] out;〔力ずくで〕force out;〔絞って〕squeeze out土俵の外へ押し出すpush [shove] one's opponent ou...
正面
I〔前面〕the front;〔建物の〕the facade [fəsάːd]ホテルの正面玄関[入口]the front entrance [door] of a hotel家を正面から見たとこ...
前面
the front;〔建築物の〕the façade [fəsάːd]前面に出るcome to the fore [front]前面に敵軍の塹壕ざんごうがあったThe enemy trenche...
間口
I〔前面の幅〕(a) frontage; width間口20メートルの敷地a (building) site with a road frontage of 20 meters舞台の間口は広いが...
ぜんぽう【前方】
[共通する意味] ★前のほう。[英] forward《形》[使い方]〔前面〕▽舞台の前面で主人公の独白が続いている▽税制改革を前面に出して選挙戦に臨む〔前方〕▽前方約百メートルの所に人だかりがし...
ぜんめん【前面】
[共通する意味] ★前のほう。[英] forward《形》[使い方]〔前面〕▽舞台の前面で主人公の独白が続いている▽税制改革を前面に出して選挙戦に臨む〔前方〕▽前方約百メートルの所に人だかりがし...
まえだれ【前垂れ】
[共通する意味] ★料理や作業をするときに、衣服が汚れないように体の前面部分を覆う布。[使い方]〔エプロン〕▽エプロンをして炊事をする〔前垂れ〕▽前垂れをしめて店頭に立つ〔前掛け〕▽タオルを前掛...
かっぽうぎ【割烹着】
[共通する意味] ★料理や作業をするときに、衣服が汚れないように体の前面部分を覆う布。[使い方]〔エプロン〕▽エプロンをして炊事をする〔前垂れ〕▽前垂れをしめて店頭に立つ〔前掛け〕▽タオルを前掛...
うわっぱり【上っ張り】
[共通する意味] ★料理や作業をするときに、衣服が汚れないように体の前面部分を覆う布。[使い方]〔エプロン〕▽エプロンをして炊事をする〔前垂れ〕▽前垂れをしめて店頭に立つ〔前掛け〕▽タオルを前掛...
脊髄と脊髄神経のしくみ
脊髄の太さはほぼ小指大。長さ40~50cmの白くて細長い円柱状の器官です。 頭蓋骨に囲まれている脳と、背骨の脊柱管のなかに納まる脊髄は、神経管という1本の管を原型に進化したものです。神経管の前端がふくらんで脳となり、脊髄はその原型を残しています。 脊髄の断面では、中央に神経管の孔にあたる"中心管"という小さな孔があります。 中心管のまわりは神経細胞が集まり、灰白質になっており、灰白質はHの形をしています。その腹側のでっぱりに前角といい、筋を動かす神経細胞体が集まっています。 灰白質の周囲は白質になっていて、ここには脳の各部と脊髄を結ぶ神経線維が集まっています。 脊髄を保護するしくみは2重構造になっています。外層に位置する脊椎骨組織の内側には、脊髄を包む内層があり、硬膜、くも膜、軟膜の3層からなっています。 脊髄神経は、脊髄から31対出ている神経です。 脊椎の部位にあわせ、頸神経(8対)、胸神経(12対)、腰神経(5対)、仙骨神経(5対)、尾骨神経(1対)に区分されています。1対ずつ前面から出る"前根(運動神経)"と、後面から出る"後根(知覚神経)"があります。 脊髄の長さは脊柱管よりも短く、腰椎の1番程度までであり、その先は脊髄神経のみからなっています。 脊髄には、脳への信号、脳からの信号を伝える神経線維が通っているため、脊髄の一部が損傷すると、それより下の部位は脳と連絡できず、運動麻痺と知覚麻痺をおこします。
男性の尿道、女性の尿道
男性の尿道は長さが16~25㎝ほどあり、尿道外括約筋より膀胱側を「後部尿道」、前方を「前部尿道」といいます。 後部尿道は、周囲を「前立腺」に囲まれています。前立腺の先には、「尿道球腺(カウパー腺)」があり、多数の側管から粘液を分泌しています。 後面には「精丘」という部分が突出しており、そこに2本の「射精管」がつながっています。精丘の両側には、前立腺排泄管が多く開口しています。 男性の尿道は、膀胱にたまった尿を排出するための通路であると同時に、射精時の精液の通り道でもあります。 睾丸でつくられた精子は、精管を通って前立腺の内側から尿道に入り、前立腺から分泌された前立腺液とともに射精されます。このように、1つの器官が異なる2つの機能を担っているというのが、男性の尿道の大きな特徴です。 さらに、前立腺は加齢とともに肥大し、「前立腺肥大症」になる場合もあります。 女性の尿道は、長さが約3~4㎝と、男性にくらべ短いのが特徴です。尿道は、「膀胱頸部」から「膣前壁」の前面に沿うように走り、「膣前庭」につながります。 女性の場合、膀胱出口から尿道の途中にかけて内括約筋と外括約筋があり、ここで排尿をコントロールしています。 女性の尿道は、膀胱にたまった尿を体外に排泄するためだけの通路です。 女性の尿道は男性にくらべて短いので、構造上どうしても尿道口から細菌が侵入しやすくなっています。 そのため、膀胱に細菌が感染しておこる膀胱炎などがおこりやすいといえます。 健康な膀胱であれば、からだの防除機構が働いて、感染を防いでくれますが、抵抗力が弱っていると、「膀胱炎」をおこしやすくなります。