どうい‐たい【同位体】
原子番号が等しく、質量数が異なる原子。すなわち、原子核の陽子数が同じで、中性子数が異なる原子。元素周期表では同じ位置を占める。アイソトープ。同位元素。
どういたい‐ひょうしき【同位体標識】
ある化合物を構成する一種類、または複数種の元素を同位体に置き換えて標識としたもの。γ線などの放射線を放出する放射性同位体、あるいは別の安定同位体で置換したものがある。化学反応などである元素がどの...
どういたい‐ぶんべつこうか【同位体分別効果】
物理学的・化学的・生物学的な過程において、物質や化合物に含まれる元素の同位体比に差が生じること。水が蒸発するときの水素と酸素、貝類の石灰質の殻に取り込まれる炭素と酸素などにみられる。