あさがお‐ひめ【朝顔姫】
織女星(しょくじょせい)の異称。
あつ‐ひめ【篤姫】
徳川家定の正室天璋院が、島津斉彬の養女となって改名した折の敬称。
あめのおみかんひめ【雨の温州蜜柑姫】
橋本治の小説。昭和53年(1978)に第1作を刊行した青春小説「桃尻娘」シリーズの最終作。平成2年(1990)刊。
あんじゅ‐ひめ【安寿姫】
山椒太夫(さんしょうだゆう)伝説に出てくる姫。弟の厨子王(ずしおう)とともに山椒太夫に売られたが、弟を逃がし、拷問を受けて死んだという。
あんちん‐きよひめ【安珍清姫】
紀州道成寺(どうじょうじ)に伝わる伝説。紀伊牟婁(むろ)の清姫が、自宅に泊まった僧安珍に恋慕し、大蛇に化身して後を追い、道成寺の鐘の中に隠れた安珍を焼き殺す物語。謡曲・浄瑠璃などの題材。