あて【当て/宛】
[名] 1 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」 2 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—がない」 3 心の中で期待している物事。頼り。「父からの援助は—にできない」 ...
あて‐あて【当て当て/宛宛】
それぞれに割り当てること。分担。「由ある受領などをえりて、—に催し給ふ」〈源・澪標〉
えん【宛】
[常用漢字] [音]エン(ヱン)(漢) [訓]あてる あて ずつ あたかも 〈エン〉 1 曲がる。くねる。「宛転」 2 あたかも。まるで。「宛然」 〈あて〉「宛先・宛名」 [難読]宛行(あてがい)
かた‐あて【肩当て/肩宛】
1 物を担ぐとき肩に当てるもの。 2 単(ひとえ)の長着の衿肩まわりや肩の部分を丈夫にするため、肩の裏側につける布。 3 寝るとき肩に当てて冷えるのを防ぐ布。 4 具足の肩上(わたがみ)の下の襟...
だいえん【大宛】
中国漢代、西域のフェルガナ盆地にあったイラン系民族の国名。また、その地域名。名馬といわれる汗血馬(かんけつば)の産地で、漢の武帝はこれを得るために遠征を行った。