し‐きれ【尻切れ】
《「しりきれ」の音変化》 1 底に革を張った草履。後世の雪駄のもとの形という。 2 「しりきれぞうり」に同じ。
しり‐きれ【尻切れ】
1 後ろのほうが切れていること。中途半端なこと。しりきり。「話が—に終わる」 2 「尻切れ草履」の略。 3 「尻切れ半纏(ばんてん)」の略。
しりきれ‐ぞうり【尻切れ草履】
1 かかとに当たる部分がなく、後ろのほうが切れたように見える短い草履。足半(あしなか)。しりきれ。 2 はき古して、かかとの部分が切れてしまっている草履。
しりきれ‐とんぼ【尻切れ蜻蛉】
物事が中途で切れて、完結しないことのたとえ。「話が—になる」
しりきれ‐ばんてん【尻切れ半纏】
腰の辺りまでしかない、たけの短い半纏。しりきりばんてん。しりきれ。