あのり‐ざき【安乗崎】
三重県志摩半島の岬。的矢湾(まとやわん)の入り口をなす。岩礁・断崖が多い景勝の地で、灯台がある。
あまがさき【尼崎】
兵庫県南東部の市。古くからの港で、源義経が船出した大物浦(だいもつのうら)跡がある。もと松平氏の城下町。海岸は工業地。人口45.4万(2010)。
いかがさき【伊加加崎/伊加賀崎】
滋賀県大津市石山寺付近の瀬田(せた)川沿いの地。[歌枕]「我はただ風にのみこそまかせたれ—には人の行くらむ」〈和泉式部続集〉 [補説]大阪府枚方市伊加賀の地ともいう。
いずもざき【出雲崎】
新潟県中部、三島郡の地名。もと北陸街道の宿駅で、佐渡への官船往来の港。日本最初の油井(ゆせい)が掘られた所。良寛(りょうかん)の生地。
いせさき【伊勢崎】
群馬県南東部の市。もと酒井氏の城下町。古くから銘仙の産地で知られ、現在は重工業が中心。人口20.7万(2010)。