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かく‐ぜん【廓然】
[ト・タル][文][形動タリ]心が晴れわたり、わだかまりのないさま。かくねん。「貴い古(いにしえ)の聖者の如く—として大悟しなければならぬ」〈谷崎・神童〉
かく‐ねん【廓然】
[ト・タル][文][形動タリ]⇒かくぜん(廓然)
かくねん‐むしょう【廓然無聖】
仏語。「碧巌録」にある言葉で、大悟(だいご)の境地には聖人と凡夫の区別はないということ。
かくぜんたいこう【廓然大公】
心が何のわだかまりもなくからっと広く、少しの偏りもないこと。君子が学ぶべき聖人の心をいう語。また、聖人の心を学ぶ者の心構えをいう語。▽「廓然」は心がからりと広いさま。「大公」は大いに公平で私心のないこと。「大」は「太」とも書く。
かくねんたいご【廓然大悟】
疑いの心が晴れて確信すること。