うら‐がなし・い【心悲しい】
[形][文]うらがな・し[シク] 1 なんとなく悲しい。もの悲しい。「—・い晩秋の景色」 2 心の中で、いとしく感じられる。「むらさきは根もかも終ふる人の児の—・しけを寝を終へなくに」〈万・三五...
うれし‐がなし・い【嬉し悲しい】
[形][文]うれしがな・し[シク]《「うれしかなしい」とも》うれしさと悲しさが入りまじっているさま。うれしくもあり悲しくもある。「—・い過去の追想(おもいで)」〈藤村・破戒〉
かなし・い【悲しい/哀しい/愛しい】
[形][文]かな・し[シク] 1 心が痛んで泣けてくるような気持ちである。嘆いても嘆ききれぬ気持ちだ。「友が死んで—・い」⇔うれしい。 2 人に1のような気持ちを起こさせる物事のさま。「—・い知...
もの‐がなし・い【物悲しい】
[形][文]ものがな・し[シク]なんとなく悲しい。「—・い気分になる」 [派生]ものがなしげ[形動]ものがなしさ[名]