ある【或る】
[連体]《動詞「あり」の連体形から》はっきり名を挙げずに物事をさす語。また、漠然と物事をさしていう語。「—所」「—日」「—人」
あるおとこのしょうがい【ある男の生涯】
《原題、(イタリア)Vita d'un uomo. Tutte le poesie》イタリアの詩人、ウンガレッティの全詩集。モンダドーリ社が1942年に刊行開始。1960年までに「喜び」「時の感...
あるおんな【或る女】
有島武郎(ありしまたけお)の長編小説。大正8年(1919)刊。自我に目覚めた女、早月葉子(さつきようこ)が、旧弊な周囲に反抗して奔放に生き、ついに自滅する姿を描く。
あるおんなのグリンプス【或る女のグリンプス】
有島武郎の長編小説。明治44年から大正2年(1911〜1913)にかけて、雑誌「白樺」に連載。後に改稿され、長編「或る女」(大正8年(1919)刊)の前編となる。
あるこころのじじょでん【ある心の自叙伝】
長谷川如是閑の自叙伝。昭和25年(1950)刊。