はい‐らん【排卵】
[名](スル)卵巣から、成熟した卵子が排出されること。卵胞が発育してグラーフ濾胞(ろほう)となり、卵巣表面に盛り上がると破裂して卵子を出す。人間では、約4週間間隔で起こる。「—日」
はいらん‐き【排卵期】
成熟した卵胞から卵子が放出される時期。卵胞期に卵巣で卵胞が成熟すると、エストロゲンの分泌が急増し、下垂体から黄体形成ホルモンが放出されことにより、卵胞の壁が破れ、卵子が排出される。
はいらん‐ゆうはつ【排卵誘発】
排卵障害が不妊の原因である場合に、主にクロミフェン・卵胞刺激ホルモンなどの排卵誘発剤を用いて、排卵を起こさせること。
はいらんゆうはつ‐ざい【排卵誘発剤】
排卵を促す薬剤。排卵障害を原因とする不妊治療などに用いられる。