しん‐ぞ【新造】
「しんぞう(新造)」の音変化。→御新造(ごしんぞ)「馴染(なじみ)でない—が来て」〈花袋・田舎教師〉
しん‐ぞう【新造】
[名](スル) 1 新しくつくること。また、そのもの。「貨客船を—する」 2 武家や富裕な町家の妻女。のち、一般に他人の妻女、特に若妻をいう語。また、広く若い未婚の女性をもいう。しんぞ。→御新造...
しんぞう‐おろし【新造下ろし/新艘下ろし】
新造の船を初めて水上に浮かべること。ふなおろし。
しんぞう‐かい【新造買い】
1 遊里で新造を買うこと。 2 新造を買って客となり、その姉女郎と会うこと。「—として、夜ふけ人しづまって、其女郎が所へしのびこみの」〈洒・遊子方言〉
しん‐ぞうけいしゅぎ【新造形主義】
《(フランス)néo-plasticisme》1917年、オランダの画家モンドリアンを中心として興った芸術運動。線と色彩のみによる幾何学的抽象をめざし、建築・彫刻などにも大きな影響を与えた。