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辞書
あん‐こう【暗香】
どこからともなくにおってくる香り。やみに漂う花の香り。多く詩などで梅の香りをいう。
あんこうそえい【暗香疎影】
塩井雨江による美文韻文集。明治34年(1901)刊。
どこからともなく漂いくる花の香りと、月光などに照らされて、まばらに映る木々などの影の意。多く梅の花や梅の木についていう。▽「暗香」はどこからともなく漂うよい香り。また、暗闇くらやみの中に漂うよい香り。花の香り、特に梅花の香りをいうことが多い。