アクアポリン【aquaporin】
細胞膜に存在するたんぱく質の一つ。水分子を選択的に通す細孔を持ち、細胞への水の出入りに重要な役割を果たしている。哺乳類では13種類が知られ、グリセロールや尿素などを通すものもある。AQP(Aqu...
あご‐マスク【顎マスク】
マスク2を下に寄せて顎だけにかけ、口や鼻を露出させた状態。また、そのようなかけ方。マスク本来の機能を果たしていない。
あん‐の‐じょう【案の定】
[副]予想していたとおりに事が運ぶさま。果たして。「—失敗した」
ウォース【WOCE】
《World Ocean Circulation Experiment》世界海洋循環実験計画。世界全体の海洋が地球の気象に果たしている役割を明らかにし、海洋循環と気象変動の長期予測を行う計画。1...
重荷(おもに)を下(お)ろ・す
責任を果たしてほっとする。気にかかっていたことが解決して安心する。「末の子が成人してやっと—・した」
潤滑油
I〔油〕lubricating oilII〔物事の運びを滑らかにするもの〕彼が二つの派閥の潤滑油の役を果たしてくれたHe did much to reduce the friction betw...
其れ其れ
each; respectivelyそれぞれの each; respective少年たちはそれぞれ犬を飼っているEach boy [Each of the boys] keeps a dog./...
それぞれの
each; respective少年たちはそれぞれ犬を飼っているEach boy [Each of the boys] keeps a dog./The boys each keep a do...
果たして
1〔思った通り〕果たして事はうまくいったAs (had been) expected, things went well.果たして彼女は独身だったShe was single, just as ...
果たせる哉
⇒はたして(果たして)1
はたせるかな【果たせるかな】
[共通する意味] ★予想したとおり。[英] as was expected[使い方]〔果たせるかな〕▽果たせるかな、彼は及第した〔案の定〕(副)▽案の定、曇ってきた〔果然〕(副)▽果然、面目をほ...
はたして【果たして】
[共通する意味] ★予想したとおり。[英] as was expected[使い方]〔果たせるかな〕▽果たせるかな、彼は及第した〔案の定〕(副)▽案の定、曇ってきた〔果然〕(副)▽果然、面目をほ...
かぜん【果然】
[共通する意味] ★予想したとおり。[英] as was expected[使い方]〔果たせるかな〕▽果たせるかな、彼は及第した〔案の定〕(副)▽案の定、曇ってきた〔果然〕(副)▽果然、面目をほ...
あんのじょう【案の定】
[共通する意味] ★予想したとおり。[英] as was expected[使い方]〔果たせるかな〕▽果たせるかな、彼は及第した〔案の定〕(副)▽案の定、曇ってきた〔果然〕(副)▽果然、面目をほ...
やはり
[共通する意味] ★予想したとおり。[英] as was expected[使い方]〔果たせるかな〕▽果たせるかな、彼は及第した〔案の定〕(副)▽案の定、曇ってきた〔果然〕(副)▽果然、面目をほ...
血液検査の目的
血液一般検査では、血球成分を構成する赤血球や白血球、血小板などの状態を調べます。 赤血球数 血液中の赤血球の数を調べる検査です。貧血や脱水症状があると赤血球の数に変化が現れます。 血色素測定(ヘモグロビン) 赤血球による酸素運搬は、このヘモグロビンが行っています。血色素測定とは、ヘモグロビンの量を調べる検査です。貧血や脱水症状があるとヘモグロビンの数が変化します。 ヘマトクリット値 ヘマトクリット値とは、一定量の血液に含まれる赤血球の容積の割合を調べる検査です。貧血や脱水症状があると異常値を示します。 白血球数 免疫機能で重要な役割を果たしているのが白血球です。炎症や感染、外傷、あるいは白血病などがあると白血球の数が増加します。ただし、ストレスや筋肉運動、食後、妊娠など、生理的な原因で増加することもあります。 血小板数 血小板には、粘着力と凝集力があり、出血時には血管壁にくっつき、出血を止めるはたらきをしています。血小板の数によって出血傾向を確認することができます。 血清には、体内で行われる生命活動を支えるためにたんぱくやコレステロール、糖、電解質が一定量含まれています。これらの量を調べるのが血液生化学検査です。 血清総たんぱく 血清総たんぱくは、たんぱくの量を調べる検査です。血清中のたんぱくは、ほとんどが肝臓でつくられているため、肝臓が正常に機能しているかを知ることができます。また、腎機能の低下も調べることができます。 血清鉄 からだの各組織へ酸素を運搬するヘモグロビンを構成する成分の一つに、血清鉄があります。血清鉄の量を調べることで貧血の原因が出血あるいは鉄の摂取不足によるということが推測できます。 アルブミン 血清総たんぱくの成分のうち約60%がアルブミンです。アルブミンはあらゆる病気で減少し、その減少の具合から病気の程度がわかります。 血清学検査では、体内でおこっている炎症が感染症によるものなのか、あるいは免疫異常によるものなのかなどがわかります。そのため、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、ウイルス感染による病気などの診断に用いられます。 検査項目としては炎症反応があるかどうかを調べる「CRP」、B型肝炎を調べる「HBs抗原」、C型肝炎を調べる「HCV抗体」、梅毒の有無を調べる「梅毒反応」などがあります。
小脳・脳幹のはたらき
脳全体の約1割の重量をもつ小脳は、小脳虫部を中央に、左右一対の小脳半球で構成されています。 小脳は新小脳、古小脳、原小脳の3つに分けられ、新小脳は大脳から送られる運動指令を自動化して脳にフィードバックするはたらきを、古小脳と原小脳は、平衡感覚や筋からの情報を利用した姿勢の維持や、細かい運動調整に関与しています。 細かい溝が多数走っている小脳表面は、神経細胞が集まっている小脳皮質で覆われています。全身から届いた情報を整理、統合し、赤核や視床を経由して大脳皮質や全身に伝達しています。 また、手足、眼球などの運動動作は、大脳皮質に情報を送らず、小脳自らが脳幹や脊髄経由で直接筋肉に指令を送り、調整しています。 脳幹は、大脳の下方にある間脳に続く中脳、橋、延髄で構成されています。小脳は橋の背面にのるように位置することから、脳幹は大脳と脊髄を結ぶ通路の役割も果たしています。 間脳は、視床と視床下部に分けられます。視床は脊髄を通って送られてきた嗅覚以外の感覚情報を大脳に伝える中継点の役割があります。視床下部は、自律神経系と内分泌系の神経伝達の中枢です。 脳幹では、中脳が視覚・聴覚の反射、橋では呼吸リズム、嚥下などの反射運動の神経伝達を担当しています。さらに、延髄は代謝・血液循環の調節に関与しています。 生命の維持に重要な自律神経の中枢と関係するほか、呼吸、心拍、体温調節など、間脳・脳幹は生命維持に深くかかわる重要なはたらきを遂行する器官です。
多様な動きを生む関節
骨と骨をつないでいる関節は、関節包という袋で包まれています。 関節包の内側にある滑膜では、関節の動きをスムーズにするための潤滑油となる滑液を分泌しています。 また、関節包の外側には、靱帯があります。靱帯には"腱"となった筋肉の一端がついていて、筋肉の動きを骨に伝達する役割を果たしています。 関節頭の先端および関節窩は関節軟骨で覆われています。関節軟骨はクッション性があり、外部からの衝撃や、運動による骨同士の摩擦を吸収して、関節の骨同士が傷つかないようにガードしています。 関節軟骨は、表面が滑らかな硝子様軟骨からできています。硝子様軟骨の構造は網目状になったコラーゲン線維でできた骨組みに、プロテオグリカンという物質が絡み付くようになっています。 プロテオグリカンは、水分と融合しやすいため、子どもでは軟骨に水分を多く含みそれだけクッション性も高いのですが、加齢などで水分量が減少すると衝撃を和らげる力も減少してしまいます。 そのため、関節を動かしただけで骨の摩擦をおこし、痛みを感じる関節痛を引き起こすようになります。