まさ【柾】
《「正(まさ)」と同語源》 1 「柾目」の略。「—の下駄」 2 「柾目紙」の略。
まさ‐がみ【柾紙/正紙/政紙】
奉書紙の一。上質のものは浮世絵などに用いられた。
まさ‐き【柾/正木】
ニシキギ科の常緑低木。海岸近くの山地に自生し、高さ約3メートル。枝は緑色。葉は楕円形で質が厚く光沢がある。初夏に白緑色の小花を多数つけ、秋に赤い実を結ぶ。生け垣に用いる。《季 実=秋》「—の実籬...
まさ‐ぶき【柾葺き】
台形にした杮板(こけらいた)の厚みのあるほうを下に羽重ねにして屋根を葺くこと。
まさ‐め【柾目/正目】
木を中心を通って縦断したときの面にみられる、樹心に平行してまっすぐな木目(もくめ)。また、その材木。⇔板目(いため)。