しょう‐ほん【正本】
1 根拠となる原本。 2 歌舞伎の上演用脚本。役者のせりふや動作、大道具・小道具・衣装・音楽などを詳しく書いた筆写本。台帳。根本(ねほん)。 3 浄瑠璃・説経節・長唄などの詞章に曲節の譜を記入し...
しょうほんじたて【正本製】
合巻。12編。柳亭種彦作、歌川国貞画。文化12〜天保2年(1815〜1831)刊。お染久松・夕霧伊左衛門など歌舞伎で有名な題材7話を、歌舞伎正本の形で書いた草双紙。
せい‐ほん【正本】
1 権限のある者(裁判所書記官・公証人など)が原本に基づき作成する謄本の一種で、原本と同一の効力を有するもの。 2 戸籍の原本にあたるもの。 3 転写または副本の原本。→正本(しょうほん)