きゅう【汲】
[人名用漢字] [音]キュウ(キフ)(漢) [訓]くむ 1 水をくみ上げる。「汲水」 2 忙しく動き回るさま。「汲汲」
きゅう‐きゅう【汲汲】
[ト・タル][文][形動タリ]一つのことに一心に努めて、他を顧みないさま。また、あくせくしてゆとりのないさま。「—として一生を終える」「自己の勢力を扶植するに—たるを知っていたので」〈蘆花・思出の記〉
しおくみ【汐汲】
歌舞伎舞踊。長唄。2世桜田治助作詞、2世杵屋正次郎作曲。謡曲の「松風」に取材したもの。七変化「七枚続花の姿絵」の一つとして、文化8年(1811)江戸市村座初演。
みずくみ【水汲】
狂言「御茶の水」の和泉(いずみ)流における名称。