ほう‐しょう【法性】
⇒ほっしょう(法性)
ほっ‐しょう【法性】
仏語。すべての存在や現象の真の本性。万有の本体。真如。実相。法界。ほうしょう。
ほっしょう‐しん【法性身】
仏語。 1 仏陀(ぶっだ)の肉体に対して、その悟った真如の法を本性とする色も形もない仏。法性法身。 2 「法身(ほっしん)」に同じ。
ほっしょう‐じ【法性寺】
京都市東山区にある浄土宗西山禅林寺派の寺。山号は、大悲山。延長3年(925)藤原忠平の創建。開山は天台座主法性房尊意。中世以後廃絶したが、明治になって尼寺として再興。本尊は日本には珍しい三面千手...
ほっしょうじ‐りゅう【法性寺流】
和様書道の流派の一。法性寺殿とよばれた藤原忠通に始まる。藤原行成の書風に力強さを加えたもので、武家社会で広く行われた。