渋で終わる言葉

うめや‐しぶ【梅谷渋】

染料の一。紅梅の根や樹皮を煎じた液。明礬(みょうばん)を媒染剤として、赤みのある黄茶色に染める。→木蘭地(もくらんじ)

かい‐じゅう【晦渋】

［名・形動］言葉や文章がむずかしく意味がわかりにくいこと。また、そのさま。難解。「—な文章」

かき‐しぶ【柿渋】

渋柿の青い果実からしぼりとった液。赤褐色で、防腐・防水剤として紙・木などに塗る。また、その色。《季 秋》

かな‐しぶ【金渋／鉄渋】

水にまじった鉄のさび。

き‐しぶ【生渋】

絞り取ったままで、混ぜ物のない柿渋。《季 秋》

かいじゅう【^×晦渋】

彼の文章は晦渋だHis sentences are 「hard to understand [《文》 abstruse].

かきしぶ【柿渋】

persimmon juice

かなしぶ【^▲鉄渋】

この水は鉄渋があるThis water 「tastes rusty [has a rusty taste].

くじゅう【苦渋】

彼女の顔には苦渋の色があったThere was 「a look of distress [a deeply troubled look] on her face.苦渋に満ちた表情で私のほうを見た...

くじゅう【苦渋】

agony《苦悩》;(mental) pain《心痛》;bitterness《悲痛》

なんじゅう【難渋】

[共通する意味] ★思うようにならず困ること。[英] to be in difficulties[使い方]〔難渋〕スル▽交渉は難渋している▽ぬかるみに難渋する〔往生〕スル▽道路が渋滞して往生した...

なんじゅう【難渋】

[共通する意味] ★物事が滞りはかどらないこと。[英] delay[使い方]〔渋滞〕スル▽帰省の車で道路が渋滞する▽作業の渋滞で生産が落ちる〔停滞〕スル▽景気が停滞したままだ〔難航〕スル▽捜査が...