アシル‐き【アシル基】
カルボン酸のカルボキシル基(-COOH)からOHを除いた残りの原子団の総称。RCO-で表される(Rは炭化水素基)。アセチル基CH3CO-やベンゾイル基C6H5CO-など。
アスファルト【asphalt】
炭化水素を主成分とする黒色の固体または半固体。天然にも産するが、ほとんどは石油精製過程で得られる。道路舗装のほか絶縁材・塗料などに利用。地瀝青(じれきせい)。土瀝青(どれきせい)。
アセチレン【acetylene】
炭化水素の一。無色の可燃性気体。燃えると強い光と熱を出す。合成化学工業原料のほか、アセチレン灯・酸素アセチレン炎などにも利用。化学式CH≡CH エチン。アセチリン。アセチレンガス。
アセチレンけい‐たんかすいそ【アセチレン系炭化水素】
炭素間に三重結合をもつ鎖式不飽和炭化水素の総称。一般式CnH2n-2で表され、nが2のアセチレンが最も簡単なもの。アルキン。
アセナフチレン【acenaphthylene】
芳香族の縮合環炭化水素の一種。放射線に対して安定。電線被覆材などの原料として用いられる。