もの‐の【物の】
[連体]数を表す語の上に付けて、それがほんのわずかであることを表す。たかだか。せいぜい。「—三人もいれば十分だ」「—数分で着く」
もの‐の‐あなた【物の彼方】
1 物のあちら。物の向こう側。 2 死後の世界。来世。のちの世。「—思う給へやらざりけるが」〈源・鈴虫〉
もの‐の‐あわれ【物の哀れ】
1 本居宣長が唱えた、平安時代の文芸理念・美的理念。対象客観を示す「もの」と、感動主観を示す「あわれ」との一致するところに生じる、調和のとれた優美繊細な情趣の世界を理念化したもの。その最高の達成...
もの‐の‐インターネット【物のインターネット】
⇒アイ‐オー‐ティー(IoT)
もの‐の‐おり【物の折】
何かの機会。また、ちょうどその機会。「—など、人のよみ侍らむにも、よめなどおほせられば」〈枕・九九〉
ものの【物の】
1〔わずか〕onlyものの1分もすればin just a minuteものの100メートルも歩かないうちに雨が降ってきたIt started raining before we had gone...
もののあわれ【物の哀れ】
pathos;〔中古の文学に見られる〕an aesthetic response to the transience of beautiful things物の哀れを感じるbe sensitiv...
もののいどう【物の移動】
movement of goods
もののいどうをせいげんする【物の移動を(厳しく)制限する】
(strictly) restrict the movement of goods
もののかず【物の数】
⇒もの(物)