目(め)に遭(あ)・う
直接に経験する。体験する。多く、好ましくないことにいう。目を見る。「つらい—・う」「今度ばかりはひどい—・ったよ」
目(め)に余(あま)・る
1 程度がひどくて黙って見ていられないほどである。「彼らの言動は—・る」 2 数が多くて一目で見渡せないほどである。「—・る大群」
目(め)に一丁字(いっていじ)なし
一つの字をも知らない。無学である。
目(め)に浮(う)か・ぶ
実際に見ているように、頭の中に思い描かれる。「故郷の景色が—・ぶ」
目(め)に掛(か)か・る
見える。目に留まる。目につく。→御目(おめ)に掛かる「町の女房のよろしからぬ事ばかり—・りぬ」〈浮・男色大鑑・一〉