み‐なし【見做し/看做し】
1 みなすこと。仮にそうであると想定すること。 2 そう思って見ること。気のせいでそう見えること。「—にやあらむ、屈(く)しいたげに思へり」〈源・賢木〉
みなし‐かせつじゅうたく【見做し仮設住宅/看做し仮設住宅】
仮設住宅とみなされる民間の賃貸住宅。入居する被災者は原則2年間、地方公共団体から家賃を補助される。→みなし仮設制度
みなしかせつ‐せいど【見做し仮設制度/看做し仮設制度】
大規模な災害が発生した際に、地方公共団体が民間住宅を借り上げて被災者に供与する制度。被災者が自ら探して契約した物件も応急仮設住宅とみなされ、家賃の補助を受けることができる。
みなし‐かぜい【見做し課税/看做し課税】
課税の公平を図るために課税対象を広げたり、納税者の事務負担を軽くするために簡便な計算方法を認めたりすること。相続税のみなし相続財産に対する課税、消費税の簡易課税制度、申告のない償却資産に対する固...
みなし‐こうむいん【見做し公務員/看做し公務員】
公務員ではないが、職務の内容に公益性・公共性があることから、公務員に準ずる扱いを受ける者をいう。日本銀行・独立行政法人・高速道路会社・NTTなどの職員がこれにあたる。準公務員。