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辞書
あきしの【秋篠】
奈良市の地名。霧の名所として知られた。新古今集の歌人藤原良経の号、秋篠月清の由来地。[歌枕]「—や外山(とやま)の里やしぐるらむ伊駒(いこま)のたけに雲のかかれる」〈新古今・冬〉
あきしのげっせいしゅう【秋篠月清集】
鎌倉時代の私家集。藤原良経自撰。元久元年(1204)成立。歌数1600余首。六家集の一。月清集。
あきしの‐でら【秋篠寺】
奈良市秋篠町にある寺。開山は善珠、開基は光仁(こうにん)天皇。はじめ法相宗、次いで真言宗、近世には浄土宗西山派の寺。現在は単立宗教法人。今は国宝の本堂を残すのみ。伎芸天(ぎげいてん)立像が有名。
あきしの‐の‐みや【秋篠宮】
宮家の一。平成2年(1990)平成天皇の第2皇子文仁親王が創立。