いぬ‐びえ【犬稗】
イネ科の一年草。道端や水田に生え、高さ0.6〜1メートル。葉は線形。夏、穂を出して、緑色の花を多数つける。さるびえ。のびえ。
しこく‐びえ【四国稗】
イネ科の一年草。夏に緑色の花穂をつけ、実は球形で黄赤色、食用となる。飼料にするため栽培されることもある。弘法稗。唐稗(からびえ)。
すずめ‐の‐ひえ【雀の稗】
1 イネ科の多年草。日当たりのよい草地に生え、高さ約50センチ。秋、数個の平たい淡黄緑色の穂が集まってつく。《季 秋》 2 スズメノヤリの別名。
なるこ‐びえ【鳴子稗】
イネ科の多年草。原野や川原などに生え、高さ約60センチ。葉は細長い。夏、茎の頂の一方の側に数個の穂をつける。すずめのあわ。
はい【稗】
[音]ハイ(漢) [訓]ひえ 小さい。こまごました。「稗官・稗史」