ちっ‐そ【窒素】
窒素族元素の一。単体は無色・無味・無臭の気体。空気中に体積で約78パーセント含まれる。常温では不活性であるが、高温では他の元素と直接化合して窒素化合物をつくる。アンモニア合成の原料として重要。元...
ちっそ‐きが【窒素飢餓】
作物の生育障害の一。有機肥料を与え過ぎた場合に、土壌中の微生物の活動が盛んになり、必須元素である窒素が消費されることによって生じる。窒素欠乏。
ちっそ‐けつぼう【窒素欠乏】
⇒窒素飢餓
ちっそ‐こうぎょう【窒素工業】
空気中の窒素を分離・固定して、アンモニア・硝酸・尿素・硝石やアミン・メラミンなどの窒素化合物を合成する工業。
ちっそ‐こてい【窒素固定】
空気中の遊離窒素から窒素化合物をつくること。自然界では根粒菌や藍藻(らんそう)類、土壌細菌のアゾトバクター・クロストリジウムなどが行い、アンモニアやアミノ酸などに還元される。工業的にはアンモニア...