いつつ‐もの【五つ物】
5種の射芸。流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・小笠懸・犬追物(いぬおうもの)・歩射(ぶしゃ)の五つ。
いて‐ぐそく【射手具足】
射手の着用する装束や弓矢などの武具。流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)など射芸の種類によって異なる。
うま‐ゆみ【騎射/馬弓】
馬上で行う弓矢の競技。端午の節会(せちえ)に行う近衛の武官の騎射(きしゃ)をはじめ、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物などの総称。まゆみ。きしゃ。→歩射(かちゆみ)
おお‐ひきめ【大蟇目】
鏑(かぶら)の一種。犬追物や笠懸などに用いる蟇目で、大形のもの。また、それをつけた矢。
お‐がさがけ【小笠懸】
笠懸の一。4寸(約12センチ)四方の小さい的を馬上から射る競技。中世に盛んに行われた。