ささかわ‐りんぷう【笹川臨風】
[1870〜1949]評論家・俳人。東京の生まれ。本名、種郎。俳句結社「筑波会」をおこして句作。のち、「帝国文学」の編集に従事。著「日本絵画史」「東山時代の美術」など。
ささがわ‐の‐しげぞう【笹川繁蔵】
[1810〜1847]江戸後期の博徒(ばくと)。下総(しもうさ)国香取郡の人。生家の笹川河岸付近を縄張りとした。飯岡助五郎と勢力争いをして大利根川原で決闘、のちに暗殺された。講談・浪曲「天保水滸...
ささくら‐あきら【笹倉明】
[1948〜 ]小説家。兵庫の生まれ。雑誌記者の経験を生かし、実証的な法廷・裁判小説を発表。「遠い国からの殺人者」で直木賞受賞。他に「海を越えた者たち」「漂流裁判」「女たちの海峡」など。
ささざわ‐さほ【笹沢左保】
[1930〜2002]小説家。神奈川の生まれ。本名、勝(まさる)。処女長編「招かれざる客」で注目され、「人喰い」で日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)受賞。「木枯し紋次郎」シリーズはテ...